12月22日(木)、「あけぼの秋田」代表の佐藤清子さんと「国際ソロプチミスト本荘」のみなさんが佐竹知事を訪問しました。
「あけぼの秋田」は、長年にわたる活動が評価され、国際ソロプチミスト本荘の推薦により、この度「財団法人ソロプチミスト日本財団 社会ボランティア賞」を受賞しました。その報告に知事を訪れたものです。
「あけぼの秋田」は、乳がん患者の全国組織である「あけぼの会」の秋田支部として1988年に結成され、2007年に独立して「あけぼの秋田」となりました。がん患者サロンの運営や、ピンクリボンキャンペーン等のイベントなど、県内における乳がん検診の普及活動を精力的に展開しています。
佐竹知事に受賞の報告をした「あけぼの秋田」の佐藤代表は、これまでの取組やこれからも秋田のがん対策を進めていくという意気込みなどをお話されました。
それに対して知事は、「がん対策においては患者団体やがん経験者等が大きな役割を果たす。これからも元気に頑張ってほしい。」と「あけぼの秋田」の今後の活動にエールを送りました。
県がん対策室としても、患者団体等の果たす役割の大きさを認識し、緊密に連携した様々な取組やサポートなどを行なっていきたいと考えています。
以上、ネコヤンでした。
2011年12月29日木曜日
2011年12月20日火曜日
がん検診の「感度」「特異度」を知っていますか?
12月11日(日)10:00~15:00、秋田県薬剤師会が主催する「基礎統計学講座」を受講しました。
みなさん、突然ですが、がん検診や精密検査の「感度」「特異度」という言葉を知っていますか?
「感度」とは、がん有りの人が検査で陽性となる割合です。
「検診」は、疑わしい人を一人でも多く見つけるため、高感度の検査が用いられています。
「特異度」とは、がん無しの人が検査で陰性となる割合です。
「精密検査」は、がんでない人に不必要な治療をしないため、高特異度の検査方法が用いられています。
講師の、奥羽大学 波多江 崇 先生がわかりやすく、このような話をしてくれました。
検診の精度を高める必要を再認識しました。
おもしろかったのは、アンケート集計時に「尺度を混同しないで!」という話でした。
波多江先生曰く「5段階評価(とても良い=5、良い=4、普通=3、悪い=2、とても悪い=1)などは不連続のデータで平均値などをとることはできません。」
全くそのとおりですが、身の回りにも不連続データをふつうに四則演算している事例をみますよね。
政策こそ、できる限り客観的な指標をもって評価していかなければならない、と思いました。
以上、もえぞうの報告でした。
みなさん、突然ですが、がん検診や精密検査の「感度」「特異度」という言葉を知っていますか?
「感度」とは、がん有りの人が検査で陽性となる割合です。
「検診」は、疑わしい人を一人でも多く見つけるため、高感度の検査が用いられています。
「特異度」とは、がん無しの人が検査で陰性となる割合です。
「精密検査」は、がんでない人に不必要な治療をしないため、高特異度の検査方法が用いられています。
講師の、奥羽大学 波多江 崇 先生がわかりやすく、このような話をしてくれました。
検診の精度を高める必要を再認識しました。
おもしろかったのは、アンケート集計時に「尺度を混同しないで!」という話でした。
波多江先生曰く「5段階評価(とても良い=5、良い=4、普通=3、悪い=2、とても悪い=1)などは不連続のデータで平均値などをとることはできません。」
全くそのとおりですが、身の回りにも不連続データをふつうに四則演算している事例をみますよね。
政策こそ、できる限り客観的な指標をもって評価していかなければならない、と思いました。
以上、もえぞうの報告でした。
2011年12月19日月曜日
清水の里地域健康づくりシンポジウム&がん検診推進タウンミーティング
12月17日(土)、13時から美郷町公民館で「 清水の里地域健康づくりシンポジウム&がん検診がん検診タウンミーティング」を開催しました。このシンポジウムは、がんに関する正しい知識の普及等を通じて、がん検診の受診率向上を目的とするもので、今年度、6ヶ所目の開催となるものです。
今回は、地元の美郷町や秋田県肺がんネットワーク「あけびの会」と連携して実施し、会場には約150人の方が足を運んでくださいました。
はじめに県から、秋田県のがんの現状について情報提供をしたあと、秋田大学大学院の南谷佳弘先生による「最近のがんの話題」と題した基調講演がありました。
最新の治療方法などが紹介されたほか、早期発見をすることによりお腹を切らなくても治療できる可能性があることなど、検診の大切さについて説明をいただきました。
続いて、地元の医療を担っていらっしゃる仙南診療所の照井哲院長から
がん検診の流れや、精密検査を受ける大切さについてお話をいただきました。
照井先生をコーディネーターとしたシンポジウムでは、地元の健康推進員、JA、商工会、患者の方を交えて、どうしたらがん検診の受診率を向上させられるかについて意見交換を行いました。
最後に、アトラクションとして、秋田県肺がんネットワーク「あけびの会」のみなさんによる
「ささら舞」が披露され、がんを乗り越えて、演技されている姿に、会場は勇気づけられました。
今回のタウンミーティングをとおして、地元の方々にがん検診の大切さなどをお伝えすることができたのではないかと思います。毎年、がん検診を受けて、家族がお互いの健康を気遣って暮らす、そんな地域が実現できるといいと思いました。
以上、ナポリンからの報告でした。
今回は、地元の美郷町や秋田県肺がんネットワーク「あけびの会」と連携して実施し、会場には約150人の方が足を運んでくださいました。
はじめに県から、秋田県のがんの現状について情報提供をしたあと、秋田大学大学院の南谷佳弘先生による「最近のがんの話題」と題した基調講演がありました。
最新の治療方法などが紹介されたほか、早期発見をすることによりお腹を切らなくても治療できる可能性があることなど、検診の大切さについて説明をいただきました。
続いて、地元の医療を担っていらっしゃる仙南診療所の照井哲院長から
がん検診の流れや、精密検査を受ける大切さについてお話をいただきました。
照井先生をコーディネーターとしたシンポジウムでは、地元の健康推進員、JA、商工会、患者の方を交えて、どうしたらがん検診の受診率を向上させられるかについて意見交換を行いました。
最後に、アトラクションとして、秋田県肺がんネットワーク「あけびの会」のみなさんによる
「ささら舞」が披露され、がんを乗り越えて、演技されている姿に、会場は勇気づけられました。
今回のタウンミーティングをとおして、地元の方々にがん検診の大切さなどをお伝えすることができたのではないかと思います。毎年、がん検診を受けて、家族がお互いの健康を気遣って暮らす、そんな地域が実現できるといいと思いました。
以上、ナポリンからの報告でした。
2011年12月16日金曜日
次世代多目的コホート研究って?
平成23年12月14日(水)15時~17時、多目的コホート研究に関する「横手地域連絡協議会」が県平鹿地域振興局福祉環境部で開催されました。
この会議は、横手地域のコホート研究の関係者が一堂に会して、これまでの取組や成果、研究の進捗状況、これから始まる次世代多目的コホート研究などについて情報共有するために開催されました。
「コホート研究」とは耳慣れない言葉ですが、特定の地域や集団に属する人々を対象に、長期間にわたって健康状態や生活習慣、環境などの要因や関係を調査する大規模調査のことです。
秋田県では、横手地域の15,000人を越える住民の方々が、20年前から国立がんセンターのこの研究に協力しており、様々なことがわかってきています。
例えば、「コーヒーを多く摂取すると肝がんのリスクを下げるが、膀胱がんのリスクが上がる」、「出産回数が少ない(ない)、初産年齢が高いなどで乳がんリスクが上昇」、「大腸便潜血検査受診により、大腸がん死亡率70%減」など・・・・・・・・・・。
横手地域の関係者の皆さんの協力で、世界的な成果が生まれているということを、もっともっと県民の皆さんに知ってもらいたいと思いますし、PRしていきたいと思います。
これまでの成果を土台にして、「次世代多目的コホート研究」が新たにスタートします。引き続き、長い年月にわたる地域住民の協力や関係機関の連携が不可欠です。横手市の皆さん、ご協力よろしくお願いします。そして、ここで得られた成果は、ぜひ、秋田のがん予防やがん対策の推進に生かしていきたいと思います。
※「多目的コホート研究の成果」等については、国立がん研究センター予防研究部内の多目的コホート研究事務局のホームページを参照ください。 →epi.ncc.go.jp/jphc/
以上、ネコヤンでした。
この会議は、横手地域のコホート研究の関係者が一堂に会して、これまでの取組や成果、研究の進捗状況、これから始まる次世代多目的コホート研究などについて情報共有するために開催されました。
「コホート研究」とは耳慣れない言葉ですが、特定の地域や集団に属する人々を対象に、長期間にわたって健康状態や生活習慣、環境などの要因や関係を調査する大規模調査のことです。
秋田県では、横手地域の15,000人を越える住民の方々が、20年前から国立がんセンターのこの研究に協力しており、様々なことがわかってきています。
例えば、「コーヒーを多く摂取すると肝がんのリスクを下げるが、膀胱がんのリスクが上がる」、「出産回数が少ない(ない)、初産年齢が高いなどで乳がんリスクが上昇」、「大腸便潜血検査受診により、大腸がん死亡率70%減」など・・・・・・・・・・。
横手地域の関係者の皆さんの協力で、世界的な成果が生まれているということを、もっともっと県民の皆さんに知ってもらいたいと思いますし、PRしていきたいと思います。
これまでの成果を土台にして、「次世代多目的コホート研究」が新たにスタートします。引き続き、長い年月にわたる地域住民の協力や関係機関の連携が不可欠です。横手市の皆さん、ご協力よろしくお願いします。そして、ここで得られた成果は、ぜひ、秋田のがん予防やがん対策の推進に生かしていきたいと思います。
※「多目的コホート研究の成果」等については、国立がん研究センター予防研究部内の多目的コホート研究事務局のホームページを参照ください。 →epi.ncc.go.jp/jphc/
以上、ネコヤンでした。
2011年12月15日木曜日
アフラックの永江がん対策推進室長さんが来庁
12月13日(火)15時45分、アフラック広報部がん対策推進室の永江室長さんほか2名が来庁。がん検診受診率向上に向けた取組などについて、じっくりと意見交換させていただきました。
「アフラック」さんは、県と一緒になってがん検診の受診率を向上させようと、秋田県と協定を締結して活動している12企業のうちの一つです。
永江室長さん(写真中央)は、厚生労働省の「がんに関する普及啓発懇談会」のメンバーとして活躍されており、また、セミナーやイベントの企画開催、活動参加者の拡大や活性化、メディアを通じた啓発などを積極的に展開しています。
それぞれ民間企業と自治体という立場の違いはありますが、がん検診の受診率向上を通じて、がんによる死亡率をなんとか減少させようという思いを更に強く共有できたように思います。
また、民間企業ならではの観点からの新鮮なお話を伺うことができ、これからの事業展開に向け、たくさんのヒントが得られました。永江室長さんありがとうございました。
お互いに得意分野を生かし、にがてなところを補完し合いながら、より効果的な取組を実践していきたいと思いました。
以上、ネコヤンでした。
「アフラック」さんは、県と一緒になってがん検診の受診率を向上させようと、秋田県と協定を締結して活動している12企業のうちの一つです。
永江室長さん(写真中央)は、厚生労働省の「がんに関する普及啓発懇談会」のメンバーとして活躍されており、また、セミナーやイベントの企画開催、活動参加者の拡大や活性化、メディアを通じた啓発などを積極的に展開しています。
それぞれ民間企業と自治体という立場の違いはありますが、がん検診の受診率向上を通じて、がんによる死亡率をなんとか減少させようという思いを更に強く共有できたように思います。
また、民間企業ならではの観点からの新鮮なお話を伺うことができ、これからの事業展開に向け、たくさんのヒントが得られました。永江室長さんありがとうございました。
お互いに得意分野を生かし、にがてなところを補完し合いながら、より効果的な取組を実践していきたいと思いました。
以上、ネコヤンでした。
2011年12月12日月曜日
すべてのがん統計はがん対策のために
12月8日、国立がん研究センター(東京)で開催された「地域がん登録事業講習会」に参加しました。
午前中のプログラムは「地域がん登録データの統計解析」と題して国立がん研究センター片野田耕太先生の講演がありました。
ワークでは生データから年齢調整死亡率を算出したり、ばらつきのあるデータの傾向をみるために5年平均でまとめる手法を学びました。
「喫煙率と肺がんとの因果関係がある」という結果は、システマティック・レビューやメタ・アナリシスという、複数の研究結果を統合して解析する信頼性の高い手法で評価されていることを教えていただきました。
また、「『権威の意見』は、最も結果の信頼性が低い」とその道の権威者から教えてもらった事がおもしろかったです。
片野田先生の次の言葉が心に残りました。
問 「がん統計は何のためにあるのか」
答 「すべてのがん統計はがん対策のために」
行政は、現状をきちんと把握し、未来のために活用すべきと再認識しました。
以上、もえぞうの報告でした。
午前中のプログラムは「地域がん登録データの統計解析」と題して国立がん研究センター片野田耕太先生の講演がありました。
ワークでは生データから年齢調整死亡率を算出したり、ばらつきのあるデータの傾向をみるために5年平均でまとめる手法を学びました。
「喫煙率と肺がんとの因果関係がある」という結果は、システマティック・レビューやメタ・アナリシスという、複数の研究結果を統合して解析する信頼性の高い手法で評価されていることを教えていただきました。
また、「『権威の意見』は、最も結果の信頼性が低い」とその道の権威者から教えてもらった事がおもしろかったです。
片野田先生の次の言葉が心に残りました。
問 「がん統計は何のためにあるのか」
答 「すべてのがん統計はがん対策のために」
行政は、現状をきちんと把握し、未来のために活用すべきと再認識しました。
以上、もえぞうの報告でした。
2011年12月7日水曜日
秋田県がん対策推進計画アクションプラン
みなさん、秋田県がん対策推進計画アクションプランをご存じですか?
11月28日13:30~16:00、市町村会館で、開催された「医療費分析研修会」で「秋田県がん対策推進計画アクションプラン」を説明しました。この研修会は、秋田県保険者協議会が主催したもので、県内の医療保険関係者の方々が参加しました。秋田県がん対策推進計画アクションプランは、「秋田県がん対策推進計画」における各施策のうち、特に重点的に取り組む必要がある分野の行動計画です。
推進計画に掲げた個別目標を、実施主体ごとの役割や取組内容について、具体的な行動計画に表すことにより、がん対策の一層の推進を図るものであることを理解いただけたと思います。
研修会では、その後、「健診データとレセプトデータの有効活用について」の講演を聴いて、医療費分析のスキルアップを図っていました。
研修に参加されたみなさま、研修会お疲れさまでした。そしてご静聴ありがとうございました。
以上、ヒシガタの報告でした。
2011年12月6日火曜日
いきいき健康塾「肺がんやインフルエンザなどの話」に出席しました
12月5日(日)13:30~16:00、遊学舎(秋田市)で開催された第4回いきいき健康塾「肺がんやインフルエンザなどの話」に出席しました。
はじめ、主催者であるNPO法人あきたパートナーシップ劇団が「おべったフリする患者」という寸劇を披露しました。「おべったフリ」は、秋田弁の「覚えたフリ」という意味です。
劇では「肺がん」と思い込んでいる女性と医師とのやりとりがコント風に披露されました。
この劇をみて、講師の加賀谷学先生(かがや内科医院)は、「そうそう、"病気"じゃないのに"病人"になってしまう人、本当にいますよ。」とコメントがありました。
あきたパートナーシップ劇団 |
その後、肺がん講話で、
「たばこは肺がんの発生率を上げる。
しかし、それだけでない。
たばこは肺がんの治療をしにくくする。」
と説明されたのが印象的でした。
「がんが見つかって半年で亡くなる人もいる。
最低限、1年に1回は検診を受けるべきだ。」
とお話ししました。
みなさん、年に1度は、がん検診を受けてくださいね。
以上、もえぞうの報告でした。
2011年12月5日月曜日
がん検診推進タウンミーティング in 能代
平成24年11月29日(火)13時30分から、能代市保健センターで
「がん検診推進タウンミーティングin能代」が行われました。
今回はできるだけ率直な現場や地域の声を聴きたいということで、
「座談会方式」で行いました。
今回はできるだけ率直な現場や地域の声を聴きたいということで、
「座談会方式」で行いました。
はじめに、来場されたみなさんにがん検診推進員による「ミニがん講座」を聴講いだだいたあと、能代市のがん検診の現状について、能代市健康づくり課 淡路 千香子 係長から情報提供がありました。
その後、地元の企業経営に携わっている総務部長さん、長年、地域住民の健康づくりに取り組んでいる健康推進員さん、中学生の娘さんを持つお母さん、青年会議所の理事長さん、
がん患者会の代表の方などが活発に意見を交わしました。
事業所なども、これまで以上にがん検診に向けた取組をしていく必要があることや、
地域における情報発信の課題、また中学生など若い人達に対する情報提供について、
子宮頸がんワクチンの接種方法についてなど、これからの取組に参考となる意見が出されました。
今回のタウンミーティングで得られた意見などは、大変貴重なものとして、
今後の県の取組に活かしていきたいと考えています。
以上、ナポリンからの報告でした。
次第などの詳細は県HPに掲載します。
2011年11月28日月曜日
タバコのとりびあクイズ、実践
11月22日(火)秋田ビューホテル(秋田市)で開催した「秋田地区年金委員・健康保険委員研修会」において事業所の健康保険委員の方々約100名に「タバコのとりびあクイズ」が実施されました。
研修会の中で、協会けんぽ秋田支部長の畠山憲一さんは
「秋田県の医療費のうち1割、50億円がたばこに関係している。来年度は受動喫煙対策を展開したい。」
と話しました。
協会けんぽの間杉円さんは
「秋田県の入院医療費のうち4割はがん、ながでも胃がん・肺がんの医療費が高い」
と紹介しました。
研究でも、喫煙により男性の胃がんリスクは1.5倍、肺がんリスクは4.8倍になると報告されています。
▼日本における喫煙とがん死亡についての相対リスクと人口寄与危険割合
http://ganjoho.jp/public/pre_scr/cause/smoking.html#hyo2
タバコのとりびあクイズは県庁のホームページで公開しています。
リンクはこちら↓
楽しい内容ですが、難問ぞろいです。ぜひ、みなさんもチャレンジしてみてください。
また、講師のリクエストがあれば、県庁に連絡ください。
秋田県庁がん対策室 メール:gantaisaku@pref.akita.lg.jp 電話018-860-1428
以上、もえぞうの報告でした。
2011年11月27日日曜日
がん予防教育
11月19日(土)15:00から17:00までジョイナス(秋田市)で「禁煙指導講習会」が開催されました。
テーマは「禁煙外来の現状と子どもの防煙対策」。
医療機関や行政から医師、薬剤師、保健師、栄養士が参加しました。
大館市立総合病院の高橋義博先生は講演で、大館市の小学校で行っている防煙教育の留意点を紹介しました。
・喫煙者を悪者扱いしないこと(保護者世代はたばこと健康の教育を受けていない)
・解剖した肺の画像をみせなくても綿を使ったモデル肺で悪影響を伝えられそうなこと
・小学5年生時に学外講師の講話機会があるので、集中的対象層となりうること
などのポイントを説明しました。
秋田県内の医療者は既に児童・生徒への防煙教育を実施しています。
そのノウハウを共有しながらがん予防教育を県下に広く展開したいと思いました。
以上、もえぞうの報告でした。
2011年11月25日金曜日
「コープあきた」さんから情報提供がありました!
「生活協同組合コープあきた」の企業連携の担当者の方から、写真付きのメールが届きました。
「コープあきた」さんは、県と一緒になってがん検診の受診率を向上させようと県と協定を締結して活動している12企業のうちの一つです。
ご覧のとおり、店舗(土崎店と茨島店)にポスターの掲示や啓発用の「ミニのぼり」やリーフレットを配置して、来店される方々に、がん検診の受診勧奨を行っています。
「コープあきた」さんは、県と一緒になってがん検診の受診率を向上させようと県と協定を締結して活動している12企業のうちの一つです。
ご覧のとおり、店舗(土崎店と茨島店)にポスターの掲示や啓発用の「ミニのぼり」やリーフレットを配置して、来店される方々に、がん検診の受診勧奨を行っています。
【土崎店】では、お店の「顔」である案内書カウンターに「ミニのぼり」を設置しました。
また、全部のレジに「ミニのぼり」を置いて、検診を呼びかけています。
こちらは、【茨島店】の様子です。スタンドにリーフレットを配置しました。
店内入口掲示板には、検診を呼びかけるポスターを掲示しました。
「コープあきた」さん、情報提供ありがとうございました。
協定締結企業の皆さんや、様々な方々と連携・協力しながら、がん検診に足を向ける気運を高めてまいります。
以上、ネコヤンの報告でした。
以上、ネコヤンの報告でした。
2011年11月24日木曜日
秋田県がん対策推進委員会の開催について
平成23年11月15日(火)の18時から20時まで、県庁において「平成23年度 第1回 秋田県がん対策推進委員会」が開催されました。この委員会は、本県のがん対策の指針となる「秋田県がん対策推進計画」に関して検討するもので、大きな役割を担っていただいております。
委員は、医療関係者、患者団体、市町村、関係団体の代表者など、15名となっています。
はじめに当室長から、今年度の県のがん対策の進捗状況について説明し、目標の達成状況等について、いろいろな立場からのご意見をいただきました。更に、平成25年度からスタートする、新たな「秋田県がん対策推進計画」の策定に向けてのスケジュール確認等が行われました。
委員の皆さんには、遅い時間帯にもかかわらず、熱心なご討議をいただき、ありがとうございました。
以上、タブの報告でした。
委員は、医療関係者、患者団体、市町村、関係団体の代表者など、15名となっています。
はじめに当室長から、今年度の県のがん対策の進捗状況について説明し、目標の達成状況等について、いろいろな立場からのご意見をいただきました。更に、平成25年度からスタートする、新たな「秋田県がん対策推進計画」の策定に向けてのスケジュール確認等が行われました。
委員の皆さんには、遅い時間帯にもかかわらず、熱心なご討議をいただき、ありがとうございました。
以上、タブの報告でした。
2011年11月18日金曜日
たばこと健康に関する事業の推進
11月17日(木)19:00から20:30まで外旭川病院(秋田市)会議室での「秋田・たばこ問題を考える会11月例会」にて、同会の今後の事業展開が協議されました。
代表の三浦進一さんは
「過半数の妊婦が禁煙するけれど、その多くが再喫煙する」
「妊婦の喫煙により低体重出生児は2~4倍になる」
などのレポートを紹介し、今後、妊産婦の再喫煙予防に力を入れたいとプレゼンしました。
事務局長の鈴木裕之さんは、活動を振り返った後「今後、他の組織団体と連携・協調しながらフォーラムなどの活動を展開したい」とプレゼンしました。
みなさんに、たばこと健康の関係について、知ってもらいたいと思います。
明日11月19日には、秋田市で禁煙指導講習会が開催されます。
代表の三浦進一さんは
「過半数の妊婦が禁煙するけれど、その多くが再喫煙する」
「妊婦の喫煙により低体重出生児は2~4倍になる」
などのレポートを紹介し、今後、妊産婦の再喫煙予防に力を入れたいとプレゼンしました。
事務局長の鈴木裕之さんは、活動を振り返った後「今後、他の組織団体と連携・協調しながらフォーラムなどの活動を展開したい」とプレゼンしました。
みなさんに、たばこと健康の関係について、知ってもらいたいと思います。
明日11月19日には、秋田市で禁煙指導講習会が開催されます。
入場無料、事前申込不要です。みなさん、ぜひ、参加ください。
▼11月19日:禁煙指導講習会「禁煙外来の現状と子どもの防煙対策」
日時:平成23年11月19日(土)15:00~17:00
会場:秋田県生涯学習センター分館ジョイナス (秋田市)
講師:○子どもの防煙対策
大館市立総合病院 高橋義博
○秋田市医師会の禁煙成功率の集計
御所野ひかりクリニック 勝田光明
以上、もえぞうの報告でした。
子宮がん部会
11月14日(月)18時から、ルポールみずほにて
平成23年度秋田県健康づくり審議会 成人保健分科会 子宮がん部会
が開催されました。
子宮がんやがん検診の専門家が集まり、
子宮がん検診の実施要領についてやデータ管理の方法など
検診をより良いものにしていくための協議が行われました。
今回の子宮がん部会の次第や協議事項などの詳細は
準備が整い次第、県HPに掲載します。
以上、ナポリンからの報告でした。
平成23年度秋田県健康づくり審議会 成人保健分科会 子宮がん部会
が開催されました。
子宮がんやがん検診の専門家が集まり、
子宮がん検診の実施要領についてやデータ管理の方法など
検診をより良いものにしていくための協議が行われました。
今回の子宮がん部会の次第や協議事項などの詳細は
準備が整い次第、県HPに掲載します。
以上、ナポリンからの報告でした。
2011年11月17日木曜日
2011年11月14日月曜日
「誇り高く美しく 秋田大会 2011」について
乳がん患者団体 あけぼの秋田が主催する「誇り高く美しく 秋田大会 2011」が、平成23年10月30日(日)に秋田県総合保健センターで開催され、乳房触診モデルによる自己検診体験や、補正下着の相談、バザーなどが行われました。
午後1時からは、中通総合病院 乳腺内分泌外科 清澤美乃先生に「乳がんの痛みを和らげる治療法、薬について」のタイトルで講演を行っていただきました。
講演後の質疑応答においては、自らの体験を語りつつ、切実な質問をされる方が多く、清澤先生からは一つ一つ丁寧なお答えをいただくことができ、有意義な講演となりました。
午後1時からは、中通総合病院 乳腺内分泌外科 清澤美乃先生に「乳がんの痛みを和らげる治療法、薬について」のタイトルで講演を行っていただきました。
講演後の質疑応答においては、自らの体験を語りつつ、切実な質問をされる方が多く、清澤先生からは一つ一つ丁寧なお答えをいただくことができ、有意義な講演となりました。
以上、タブの報告でした。
2011年11月4日金曜日
がん検診推進タウンミーティング in おおだて
11月2日(水)9:20から12:00の日程で、大館市の秋田看護福祉大学において、「がん検診推進タウンミーティング」を開催しました。県と秋田看護福祉大学の共催、大館市、大館市立総合病院、大館地区患者友の会「虹の会」の後援によるものです。
県がん対策室から秋田県のがんの現状について情報提供した後、「がん経験者からのメッセージ」というテーマで、認定NPO法人 女性特有のガンサポートグループ オレンジティ の河村裕美理事長から講演していただきました。
河村さんは子宮頸がんによる子宮摘出という経験を通して初めてわかった日常生活の困難や性の問題などについて率直に語ってくださり、講堂に詰めかけた看護学生や市民など約150人の聴衆の皆さんは、他では聞けない本音の話に釘付けとなった45分間でした。
講演の後は、グループ討議を経て、会場と河村さんを含む5人のアドバイザーと活発な意見交換が行われました。アドバイザーの土門さん(大館地区患者友の会代表)からは「がん患者は常に死への恐怖を抱えていることを知ってほしい」といった訴えかけや、河村さんからは、「はずかしがらず、ちゃんと検診を受けて」といったアドバイスがありました。
意見交換のテーマは、「がん対策~はじめよう!自分たちにできること~」でしたが、終了後のアンケートには、多くの方が、「しっかりとがん検診を受けたい」と書いてくれました。
秋田看護福祉大学、大館市健康推進課、大館市立総合病院、虹の会など関係者の皆さん、参加した学生、市民のみなさん、それにオレンジティの河村さん、ありがとうございました。
以上、イタ~リアンからの報告でした。
県がん対策室から秋田県のがんの現状について情報提供した後、「がん経験者からのメッセージ」というテーマで、認定NPO法人 女性特有のガンサポートグループ オレンジティ の河村裕美理事長から講演していただきました。
河村さんは子宮頸がんによる子宮摘出という経験を通して初めてわかった日常生活の困難や性の問題などについて率直に語ってくださり、講堂に詰めかけた看護学生や市民など約150人の聴衆の皆さんは、他では聞けない本音の話に釘付けとなった45分間でした。
講演の後は、グループ討議を経て、会場と河村さんを含む5人のアドバイザーと活発な意見交換が行われました。アドバイザーの土門さん(大館地区患者友の会代表)からは「がん患者は常に死への恐怖を抱えていることを知ってほしい」といった訴えかけや、河村さんからは、「はずかしがらず、ちゃんと検診を受けて」といったアドバイスがありました。
意見交換のテーマは、「がん対策~はじめよう!自分たちにできること~」でしたが、終了後のアンケートには、多くの方が、「しっかりとがん検診を受けたい」と書いてくれました。
秋田看護福祉大学、大館市健康推進課、大館市立総合病院、虹の会など関係者の皆さん、参加した学生、市民のみなさん、それにオレンジティの河村さん、ありがとうございました。
以上、イタ~リアンからの報告でした。
2011年11月3日木曜日
市民公開講座「C型肝炎は治せる時代へ!」
10月30日(日)13:30~15:30の日程で、市民公開講座「C型肝炎は治せる時代へ!」が、秋田市民交流プラザ「アルヴェ」で開催されました。ウイルス肝炎研究財団、秋田魁新報社の主催、日本肝臓学会、秋田県などの後援によるものです。
市立秋田総合病院の小松院長、秋田大学附属病院の後藤先生による講演のほか、県がん対策室からは県の肝炎対策を紹介させていただき、肝炎ウイルス検査の実施を呼びかけました。
「C型肝炎の治療は日進月歩で進歩しています。患者の皆さんは希望を持って前に進みましょう」 という先生方の言葉が強く心に残りました。今後も患者さんがよりよい環境で肝炎治療に向かえるような体制整備に努めていきたいと思います。
以上、くうからの報告でした。
市立秋田総合病院の小松院長、秋田大学附属病院の後藤先生による講演のほか、県がん対策室からは県の肝炎対策を紹介させていただき、肝炎ウイルス検査の実施を呼びかけました。
パネルディスカッションでは7名の先生が市民からの質問に丁寧な解説をされました。今回は特に新薬「プロテアーゼ阻害剤」への注目度が高く、効果や副作用などの質問も寄せられました。従来の治療と比較し、新薬を使用することにより治療効果は上がります。しかし副作用も発疹など強く出る場合があるようで、治療には専門医の他、皮膚科の先生との連携も必要とのことでした。
「C型肝炎の治療は日進月歩で進歩しています。患者の皆さんは希望を持って前に進みましょう」 という先生方の言葉が強く心に残りました。今後も患者さんがよりよい環境で肝炎治療に向かえるような体制整備に努めていきたいと思います。
以上、くうからの報告でした。
2011年10月31日月曜日
民間企業等と連携したがん検診の受診促進
10月26日(水)14:00から16:00まで県庁内で、「秋田県がん検診推進に関する協定」を締結している企業等の担当者の方々との会議を開催しました。
県では、がん検診の受診率を向上させるため、県と連携し協力した取組を進めることを目的に、現在、12の企業・団体と協定を締結しています。
会議では、これまでの取組や今後の取組などについて意見交換を行ったほか、県がスタートさせたがん検診推進員による「ミニがん講座」の出前を聴講していただきました。
出席者からは、「とてもわかりやすい説明だった」、「検診の内容やどこで受けられるかなど基本的なことが理解できた」、「時間的に短いバージョンなどバリエーションがあるとよい」といった感想があり、早速、自社にも出前してもらいたいと日程調整をしているところもありました。
ちなみに、今日講座を受講された各企業の担当者には「受講証」が配布されました。今後、職場や地域でがん検診受診を勧めていただく「がん検診受診推進応援団員」としての活動に期待しています。
この「ミニがん講座」は、県のがん検診推進員が無料で出前します。がんやがん検診について、わかり安くお話しします。事業所の研修、町内会の集まり、サークル等の勉強会などで気軽にご利用いただければと思います。
申し込みはこちら
以上、「イタ~リア~ん」の報告でした。
県では、がん検診の受診率を向上させるため、県と連携し協力した取組を進めることを目的に、現在、12の企業・団体と協定を締結しています。
会議では、これまでの取組や今後の取組などについて意見交換を行ったほか、県がスタートさせたがん検診推進員による「ミニがん講座」の出前を聴講していただきました。
出席者からは、「とてもわかりやすい説明だった」、「検診の内容やどこで受けられるかなど基本的なことが理解できた」、「時間的に短いバージョンなどバリエーションがあるとよい」といった感想があり、早速、自社にも出前してもらいたいと日程調整をしているところもありました。
ちなみに、今日講座を受講された各企業の担当者には「受講証」が配布されました。今後、職場や地域でがん検診受診を勧めていただく「がん検診受診推進応援団員」としての活動に期待しています。
この「ミニがん講座」は、県のがん検診推進員が無料で出前します。がんやがん検診について、わかり安くお話しします。事業所の研修、町内会の集まり、サークル等の勉強会などで気軽にご利用いただければと思います。
申し込みはこちら
以上、「イタ~リア~ん」の報告でした。
2011年10月30日日曜日
第12回 健康日本21全国大会
10月27日(木)、10:00から15:00までの日程で、秋田県民会館において「第12回健康日本21全国大会」が開催されました。
がんに関する話題も多く、シンポジウムでは、秋田県総合保健事業団の戸堀文雄さんからは「検診と健診」、秋田県医師会の佐藤家隆さんからは「禁煙」についてのお話がありました。
また、基調講演「がんとどう向き合うか?」では、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんが、自身のがん克服の体験をユーモアを交えて話してくれました。
鳥越俊太郎さんの「がんは連絡をくれないので、がん検診を受けて自分から尋ねないといけない」という言葉が大変印象的で、約1500人の聴衆の皆さんにも、がん検診の大切さが理解いただけたようです。とにかく、鳥越さん、かっこよかった。
また、隣接する小ホールでは、「健康」をテーマにした展示やミニステージが行われ、各団体のブースには、たくさん人が訪れて、医師、薬剤師などから直接、説明を受けたり、アトラクションを体験したりしていました。
今大会のキャッチフレーズ「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 健康あきた!」をぜひ実践して、私たちの秋田を日本一健康で元気な県にしていきたいものです。
以上、”もえぞう”と”くう”の報告でした。
がんに関する話題も多く、シンポジウムでは、秋田県総合保健事業団の戸堀文雄さんからは「検診と健診」、秋田県医師会の佐藤家隆さんからは「禁煙」についてのお話がありました。
また、基調講演「がんとどう向き合うか?」では、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんが、自身のがん克服の体験をユーモアを交えて話してくれました。
また、隣接する小ホールでは、「健康」をテーマにした展示やミニステージが行われ、各団体のブースには、たくさん人が訪れて、医師、薬剤師などから直接、説明を受けたり、アトラクションを体験したりしていました。
今大会のキャッチフレーズ「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 健康あきた!」をぜひ実践して、私たちの秋田を日本一健康で元気な県にしていきたいものです。
以上、”もえぞう”と”くう”の報告でした。
登録:
投稿 (Atom)