市立秋田総合病院の小松院長、秋田大学附属病院の後藤先生による講演のほか、県がん対策室からは県の肝炎対策を紹介させていただき、肝炎ウイルス検査の実施を呼びかけました。
パネルディスカッションでは7名の先生が市民からの質問に丁寧な解説をされました。今回は特に新薬「プロテアーゼ阻害剤」への注目度が高く、効果や副作用などの質問も寄せられました。従来の治療と比較し、新薬を使用することにより治療効果は上がります。しかし副作用も発疹など強く出る場合があるようで、治療には専門医の他、皮膚科の先生との連携も必要とのことでした。
「C型肝炎の治療は日進月歩で進歩しています。患者の皆さんは希望を持って前に進みましょう」 という先生方の言葉が強く心に残りました。今後も患者さんがよりよい環境で肝炎治療に向かえるような体制整備に努めていきたいと思います。
以上、くうからの報告でした。