今回は、地元の美郷町や秋田県肺がんネットワーク「あけびの会」と連携して実施し、会場には約150人の方が足を運んでくださいました。
はじめに県から、秋田県のがんの現状について情報提供をしたあと、秋田大学大学院の南谷佳弘先生による「最近のがんの話題」と題した基調講演がありました。
最新の治療方法などが紹介されたほか、早期発見をすることによりお腹を切らなくても治療できる可能性があることなど、検診の大切さについて説明をいただきました。
続いて、地元の医療を担っていらっしゃる仙南診療所の照井哲院長から
がん検診の流れや、精密検査を受ける大切さについてお話をいただきました。
照井先生をコーディネーターとしたシンポジウムでは、地元の健康推進員、JA、商工会、患者の方を交えて、どうしたらがん検診の受診率を向上させられるかについて意見交換を行いました。
最後に、アトラクションとして、秋田県肺がんネットワーク「あけびの会」のみなさんによる
「ささら舞」が披露され、がんを乗り越えて、演技されている姿に、会場は勇気づけられました。
今回のタウンミーティングをとおして、地元の方々にがん検診の大切さなどをお伝えすることができたのではないかと思います。毎年、がん検診を受けて、家族がお互いの健康を気遣って暮らす、そんな地域が実現できるといいと思いました。
以上、ナポリンからの報告でした。