がん対策室

秋田県 健康福祉部 健康推進課 がん対策室

TEL:018-860-1428 FAX:018-860-3821

E-mail:gantaisaku@pref.akita.lg.jp







2011年10月31日月曜日

民間企業等と連携したがん検診の受診促進

10月26日(水)14:00から16:00まで県庁内で、「秋田県がん検診推進に関する協定」を締結している企業等の担当者の方々との会議を開催しました。

県では、がん検診の受診率を向上させるため、県と連携し協力した取組を進めることを目的に、現在、12の企業・団体と協定を締結しています。


会議では、これまでの取組や今後の取組などについて意見交換を行ったほか、県がスタートさせたがん検診推進員による「ミニがん講座」の出前を聴講していただきました。

出席者からは、「とてもわかりやすい説明だった」、「検診の内容やどこで受けられるかなど基本的なことが理解できた」、「時間的に短いバージョンなどバリエーションがあるとよい」といった感想があり、早速、自社にも出前してもらいたいと日程調整をしているところもありました。


ちなみに、今日講座を受講された各企業の担当者には「受講証」が配布されました。今後、職場や地域でがん検診受診を勧めていただく「がん検診受診推進応援団員」としての活動に期待しています。



この「ミニがん講座」は、県のがん検診推進員が無料で出前します。がんやがん検診について、わかり安くお話しします。事業所の研修、町内会の集まり、サークル等の勉強会などで気軽にご利用いただければと思います。

申し込みはこちら

以上、「イタ~リア~ん」の報告でした。

2011年10月30日日曜日

第12回 健康日本21全国大会

10月27日(木)、10:00から15:00までの日程で、秋田県民会館において「第12回健康日本21全国大会」が開催されました。

がんに関する話題も多く、シンポジウムでは、秋田県総合保健事業団の戸堀文雄さんからは「検診と健診」、秋田県医師会の佐藤家隆さんからは「禁煙」についてのお話がありました。
また、基調講演「がんとどう向き合うか?」では、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんが、自身のがん克服の体験をユーモアを交えて話してくれました。


鳥越俊太郎さんの「がんは連絡をくれないので、がん検診を受けて自分から尋ねないといけない」という言葉が大変印象的で、約1500人の聴衆の皆さんにも、がん検診の大切さが理解いただけたようです。とにかく、鳥越さん、かっこよかった。

また、隣接する小ホールでは、「健康」をテーマにした展示やミニステージが行われ、各団体のブースには、たくさん人が訪れて、医師、薬剤師などから直接、説明を受けたり、アトラクションを体験したりしていました。


今大会のキャッチフレーズ「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 健康あきた」をぜひ実践して、私たちの秋田を日本一健康で元気な県にしていきたいものです。

以上、”もえぞう”と”くう”の報告でした。

2011年10月24日月曜日

いきいき健康塾「がんの予防と治療」に出席しました

10月23日(日)13:30~16:00、大館市の北部男女共同参画センターで開催された第3回いきいき健康塾「がんの予防と治療、じょうずな医者のかかり方」に出席しました。

はじめ、主催者であるNPO法人あきたパートナーシップの理事長、菅原展子さん自らが「モンスターばあちゃん」に扮して寸劇を披露し、和やかな雰囲気を作り出した後、専門家の講演に入りました。


講師は、小松良彦先生(小松内科胃腸科医院:写真左)、佐藤 祥男先生(佐藤産婦人科医院:写真中央)、寺田俊夫先生(寺田内科医院:写真右)の3人。
消化器科、産婦人科、循環器科のベテラン医師が、専門的な話をわかりやすく教えてくれました。



寺田先生の「心筋梗塞、脳卒中には前ぶれがないが、がんは検診でわかる。受けた方がいい」という言葉が特に印象的でした。

NPO法人あきたパートナーシップは今年度イベントの名称を「患者塾」から「健康塾」に変更しました。確かに、患者だけでなく健康な方にも、ぜひ知ってもらいたい内容でした。

秋田県庁のホームページでは、県主催以外のイベントも紹介しています。
http://bit.ly/akita-cancer
チェックいただき、ぜひ、参加ください。

以上、もえぞうの報告でした。

2011年10月23日日曜日

自由集会「健やか親子21における禁煙対策」

10月19日(水)18:30~20:30、日本公衆衛生学会の自由集会「健やか親子21における禁煙対策」が秋田県総合保健センターで開催されました。

秋田県医師会の三浦進一先生が、これまでの「秋田・たばこ問題を考える会」「秋田県医師会」「秋田県」の受動喫煙対策を柱とする禁煙支援の取り組みを紹介しました。


三浦先生は秋田での組織的な禁煙活動が、WHOが世界禁煙デーを定めた1987年から始まったことを紹介しました。
これを受けて、山梨大学の山縣然太郎先生が「秋田の取り組みは全国的にも迅速で、公立学校敷地内禁煙やタクシー車内禁煙も全国的に早かった」と補足の発言がありました。
国立がん研究センターのホームページに、禁煙の効果は5~20年後にがんの発生減少に現れると記載があります。
http://ganjoho.jp/public/pre_scr/cause/smoking.html#hyo4

すぐに効果はみえませんが、このような取り組みは県民の健康増進という実を結ぶことでしょう。


今回のメインテーマは「妊産婦への禁煙支援体制」。
講演の中に「妊婦の喫煙により低体重出生児は2倍以上になる」との発言がありました。
厚生労働省のホームページにも同じような内容が掲載されています。
http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/kaigi/060810/07.html

私達がん対策室は、がん予防として受動喫煙対策を展開していますが、これは次世代を担う子ども達の健康のためになっていると確認しました。

以上、もえぞうの報告でした。

2011年10月21日金曜日

自由集会

10月20日(木)18:30~20:30がん検診受診向上を題材とした「自由集会」が秋田駅東のアルヴェ(4階市民活動センター)で開催されました。

「自由集会」は、秋田市で開催中の第70回日本公衆衛生学会総会(19日~21日)に集まった有志の方々が、この期間を利用して、各自テーマを設定して意見交換や学習の場とするものです。

秋田県医師会副会長で秋田県がん対策推進委員会の坂本先生の進行で集会がスタートしました。テーマは、「がん検診受診に果たす医療者の役割」。

口火を切って、濱島ちさと先生(国立がん研究センターがん予防・検診研究センター室長)から、有効性の証明されたがん検診を正しく行うことの必要性や、検診における医療従事者の働きかけの重要性などについて、話題提供がありました。


続いて、県がん対策室から、秋田県のがん検診の現状と取組をお話しさせていただいた後、松田徹先生(山形県庄内保健所長)から、受診率向上につながった具体的な取組事例について報告がありました。

庄内保健所、庄内町、検診機関が連携して実施した「クイック検診」「レディース検診」、「子どもから家族への受診勧奨」や、医療機関と連携したかかりつけ医から患者への啓発の成果などの意欲的な取組は、非常に参考になります。
↓(詳細は「庄内保健所ホームページ」へ)
http://www.pref.yamagata.jp/ou/sogoshicho/shonai/337021/ganmodelkoukakensyou.html



参加者からは、「医師による患者への受診勧奨は、医師側にそのゆとりがなくなっているなど難しい事情がある」、「患者の行動変容を促す受診勧奨は、かかりつけ医に必須の機能ではないか」、「看護師などの医師以外の医療関係者による受診勧奨も効果的」といった意見が出され、活発な議論が交わされました。


遅い時間帯にもかかわらず40名を超す予想以上の参加がありました。とてもエキサイティングで有意義な時間となったと思います。何よりも、「こころざし」を同じくする方々とここでつながりを持てたことはとても大きな収穫でした。濱島先生、松田先生、坂本先生、そして参加してくれた皆さん、ありがとうございました。
以上、ネコヤンでした。

2011年10月20日木曜日

秋田県地域がん登録ポスター公開中

10月19日(水)から21日(金)まで秋田市で日本公衆衛生学会が開催されており、講演の中にがんに関するテーマも多く取り扱われています。

19日には弘前大学の中路重之先生の「がんの予防について」を聴講しました。
中路先生は、がん予防を「効率」の観点からみれば「禁煙」と「がん検診」が二大キーワードとなり、「健康の教養」の普及が必要と訴えていました。

アトリオンビルの地下では「NPO法人 地域がん登録全国協議会」の展示ブースに秋田県地域がん登録の啓発ポスターが掲示されています。


このポスターは、地域がん登録全国協議会と秋田県、秋田県地域がん登録委員会、(財)秋田県総合保健事業団が協働で作成しました。このような取り組みは全国初とのことです。今回のポスター作成の企画から一緒に関わった地域がん登録全国協議会事務局の成澤さん、尾﨑さんが、展示ブースに訪れた大勢の人に啓発資料を使いながら、丁寧な説明していました。


がん対策に必要な「地域がん登録」について、理解を深めることができる貴重な機会です。
展示時間は10:00~16:00(21日は午前中のみ)です。
みなさん、ぜひ、お立ち寄りください。

以上、もえぞうの報告でした。

2011年10月17日月曜日

ラジオ出演

10月14日(金)、ABSの「ごくじょうラジオ」に出演してきました。

テーマは「健康なときこそ受けよう!がん検診


秋田県のがんの現状と、早期発見のために検診を受けることの大切さをお話し、
今実施している「ミニがん講座」についての宣伝もさせていだだきました。

パーソナリティの松井梨絵子さん、マティログさん
ありがとうございました!


県庁広報広聴課に職場体験に来ていた中学生3人も
放送の模様を見学しました。
親御さんたちに検診を呼びかけてくれたらと思います。

初めてのラジオ出演は少し緊張しましたが、ラジオを通して
普段はがんやがん検診に関心が無い人の耳にも、
検診の大切さが少しでも届いたなら嬉しいです。

以上、ナポリンの報告でした。

2011年10月16日日曜日

秋田・たばこ問題を考える会10月例会

10月13日(木)、午後7時から秋田・たばこ問題を考える会10月例会に出席しました。

10月1日に実施した「受動喫煙防止秋田フォーラム」をアンケート結果を共有し振り返りました。厳しい意見は、みんなで具体的な改善アクションを協議しました。
アンケートに回答していただいたみなさん、ありがとうございました。

みなさんの感想から、フォーラムで実施した「タバコのとりびあクイズ」によって「タバコと健康の知識を楽しく学ぶ」という目的は概ね達成できたと思います。
「とりびあクイズ」は、来月から協会けんぽの研修会などで使用される予定ですが、今後、様々な場所で活用できる体制を整える予定です。


さて、9月例会レポートでの予告したとおり、今後の「たばこと健康に関するイベント」概要を告知します。(敬称略)

▼10月19日:自由集会「健やか親子21における禁煙対策」
日時:10月19日(水)18:30~20:30 
会場:秋田県総合保健センター(秋田市)内 5F 秋田県看護協会 会議室
講演:○秋田県における妊産婦への禁煙啓発計画~これからの課題~
     秋田・たばこ問題を考える会 三浦進一
    ○静岡市における妊産婦への禁煙支援体制構築の試み
     静岡市保健所 加治正行
    ○岐阜県多治見市における未成年喫煙防止対策など
     多治見市保健センター 道林千賀子

▼10月20日 自由集会「喫煙対策」

日時:10月20日(木) 18:00~20:30
場所:カレッジプラザ(秋田市)小会議室2
講演: ○秋田・たばこ問題を考える会の活動
       秋田・たばこ問題を考える会 鈴木裕之
     ○神奈川県受動喫煙防止条例制定後の経過と他の自治体への波及
       元神奈川県議会議員 関口正俊
     ○神奈川フロンティアプロジェクトおよび日本薬剤師会との共同プロジェクト中間報告
      国立がん研究センター 安達順一
     ○全国保健所施設内禁煙実施調査報告
      岩見沢保健所 廣田洋子
     ○児童公園の灰皿設置状況全国調査速報
      十文字学園女子大学 齋藤麗子

▼10月27日:健康日本21全国大会
日時:10月27日(木) 10:00~15:00
会場:秋田県民会館
シンポジウム(10:50-12:00):1に運動、2に食事、しっかり禁煙 健康あきた!
シンポジスト:秋田県医師会 佐藤家隆

▼11月19日:禁煙指導講習会「禁煙外来の現状と子どもの防煙対策」
日時:平成23年11月19日(土)15:00~17:00
会場:秋田県生涯学習センター分館「ジョイナス」
講師:○子どもの防煙対策
     大館市立総合病院 高橋義博
    ○秋田市医師会の禁煙成功率の集計
     御所野ひかりクリニック 勝田光明

みなさん、ぜひ、おいでください。

以上、もえぞうの報告でした。

2011年10月14日金曜日

がん検診推進タウンミーティング in 由利本荘市

10月8日(土)13:00~16:00の日程で、由利本荘市西目公民館シーガルにおいて、「がん検診推進タウンミーティング」を開催しました。

ミーティングは、県民のがん検診に関する理解の浸透を図り、受診率の向上を目指すとともに、県民との意見交換等を通じて、今後の対策に生かそうとするものです。

今回は、由利福祉環境部と連携し、「由利本荘・にかほ地域がん予防推進フォーラム」の一環として開催しました。

国立がん研究センター予防研究部長の津金昌一郎氏を講師に「科学的根拠に基づくがん予防」と題した講演、患者団体の代表や地域で健康づくりに取り組んでいる4人のシンポジストの活動報告、県がん対策室から「秋田県のがん対策に関する情報提供」の後、「がん予防と検診~わたしたちにできること~」をテーマに意見交換を行いました。
シンポジストのにかほ市健康推進協議会長の瀬下力さんから、「まずは健康推進員が
しっかりとがん検診を受診することが大事。」という決意を込めた発表が印象に残りました。



また、ミーティング終了後、地元出身の人気上昇中の実力派アコースティックデュオ「ケース&マサ」の透き通ったミニライブで、参加者は免疫力を高めてくれたように感じました。

なお、開催内容はこちらをご覧ください。

以上、イタ~リアンの報告でした。

がん検診推進タウンミーティング in 横手市

10月6日(木)13:00~16:00の日程で、横手市平鹿生涯学習センターにおいて、「がん検診推進タウンミーティング」を開催しました。

県民のがん検診に関する理解の浸透を図り、受診率の向上を目指すとともに、県民との意見交換を通じて、今後の対策に生かそうとするもので、昨日の北秋田市開催に引き続いて、「秋田県在宅保健師ゆずり葉の会」、秋田県国民健康保険団体連合会」、「県」、そして地元「横手市」との共同開催となりました。



東北大学医学部保健学科の平野かよ子教授の「地域で健康づくりを繋いでいくことの大切さ」と題した基調講演、当がん対策室による秋田県のがん対策について(情報提供)」のあと「がん検診の受診者を増やすために・・・わたし、私たちにできることは何かしら?」をテーマに参加者全員がグループに分かれて討議を行い、様々な意見を出し合いました。

議論が進むにつれて、ワイワイ、ガヤガヤという声が次第に大きくなってきて、会場内が熱気につつまれてきるのがよくわかりました。

「まず、自分が率先して検診へ行く」、「家族に声がけする」、「友人や知人の肩を押す」、「子どもたちから親に、検診受けた?と言ってもらう」、「・・・・とにかく地域のコミュニケーションを大事にする」といった前向きな意見が出ていました。ぜひ、忘れず実践 してほしいと思いました。

なお、開催内容はこちらをご覧ください。

大腸がんの精密検査に行ってきました

8月25日のブログで、職場の健康診断の「大腸がん検査」でひかかってしまったことを報告しましたが、このたび「精密検査」、内視鏡による検査に行ってきました。その報告です。

検査へは、事前に2時間ほどかけて、スポーツドリンクのような味の液体を18リットルほど飲んで腸内をきれいにし、腸の動きを抑える注射を肩に打ってから臨みました。

自分の大腸の中をカメラが進んでいく様子がモニターに映し出されます。「結構きれいに見えるもんだな」と思っていた矢先、6ミリほどのポリープが2カ所に見つかり、その場でしっかり切除してもらいました。

採取した切片は、がんがあるか調べてもらうため、病理診断に回すとのこと。少しだけ、引っ張られ感や圧迫感がありましたが、あっという間に終わりました。少し、出血があったので念のため、2時間ほど止血の点滴をして帰宅しました。

アルコールは血管を拡張するため、1週間ほどお預けとなりました。治療費は、2万円とちょっと。ポリープの切除は「手術」なので少し高いですが、生命保険の疾病特約が適用になると教えていただきました。

とりあえず、自分の大腸の今の様子がとてもよくわかり、ポリープを取ってもらったことで、大きな安心感を手に入れることができました。

秋田県の精密検査の受診率は、全国平均よりも低いのが現状です。がん検診は、がんを早期に発見し、早期治療に結びつけるためのものですので、「精密検査」を受診せずに発見が遅れては、せっかくの受診がムダになります。

精密検査へ行こうか迷っている県民の皆さん・・・・秋田のがん撲滅に向かって、勇気を出して精密検査に行こうではありませんか。まさに「案ずるより産むが易し」です。


以上、ネコヤンからの報告でした。

2011年10月13日木曜日

がん検診推進タウンミーティング in 北秋田市

10月5日(水)13:00~16:00の日程で、北秋田市保健センターにおいて、「がん検診推進タウンミーティング」を開催しました。

このミーティングは、がん検診に関する理解の浸透を図り、受診率の向上を目指すとともに、県民との意見交換を通じて、今後の対策に生かそうとするものです。

今回は、地域住民の健康づくりやがん検診の重要性について認識を共有する「秋田県在宅保健師等ゆずり葉の会」、「秋田県国民健康保険団体連合会」、「北秋田市」、「県」の4者共催で、「地域健康づくりシンポジウム&がん検診推進タウンミーティング」として開催しました。


東北大学医学部保健学科の平野かよ子教授による「地域で健康づくりを繋いでいくことの大切さ」と題した基調講演、当がん対策室による「秋田県のがん対策について」の情報提供のあと、「がん検診の受診者を増やすために・・・わたし、私たちにできることは何かしら?」をテーマに参加者全員ががグループに別れて討議を行い、自分たちができることについて様々な意見を出し合いました。

座長の秋田県在宅保健師等ゆずり葉の会の池田信子会長が、ユーモアを交えながら助言等を行い各グループを精力的に回る姿がとても印象的でした。一人ひとりの気づきが大きく誘発されたミーティングとなりました。

なお、開催内容はこちらをご覧ください。

以上、イタ~リアンの報告でした。

がん患者ピアサポート養成講座が行われました

平成23年10月9日(日)から10日(月)にかけて、大仙市市民会館「ドンパル」において、がん患者ピアサポート養成講座が開催されました。
この養成講座は、秋田県がん患者団体連絡協議会の主催により、がんの患者さんや家族の皆さんの不安や悩みを軽減するため、ピアサポートを行うのに必要な知識や技術を学ぶためのものです。
講師は、「NPO法人ぴあサポートわかば会」代表の寺田 佐代子さんです。



3連休の最中にもかかわらず、多くの方々に参加していただき、講義、ディスカッション、ロールプレイなど、盛りだくさんな内容で、とてもためになるものでした。
私も参加しましたが、人の話を傾聴することの難しさや、人をサポートするには自分を知ることが大切であるということが印象的でした。

以上、タブの報告でした。

2011年10月7日金曜日

秋田県地域がん登録委員会を開催しました

10月6日(木)18:30~21:20、秋田県総合保健センター(秋田市)で「秋田県地域がん登録委員会」を開催しました。

秋田県で本事業がはじまって5年を経過しました。今回、平成18年にがんと診断された方々の5年生存率を高い精度で算出・公表するためにどうしたらよいかを協議しました。


秋田県の地域がん登録は、がんと診断された患者の情報をとりまとめて、翌年に概数速報として公表していますが、全国的には罹患情報を5年程度集めて公表しているところが多いようです。

平成23年3月には国立がん研究センターが平成18年データを集計して発表しました。
全国がん罹患モニタリング集計 2006年罹患数・率報告(平成23年3月)
平成18年は秋田県が登録を開始した初年度にもかかわらず、登録精度が基準をクリアーしたとみなされた15県に名を連ねました。http://bit.ly/r5VZxG

このような活動をしている地域がん登録事業ですが、まだまだなじみが薄いと思います。
10月19日~21日アトリオン(秋田市) 地下1階で「秋田県の地域がん登録ポスター」を掲示します。
ぜひ、お立ち寄りください。

以上、もえぞうの報告でした。

2011年10月4日火曜日

受動喫煙防止秋田フォーラム2011

10月1日(土)15:00~17:15、秋田市のカレッジプラザで「受動喫煙防止秋田フォーラム2011」を開催しました。
この種類のイベントは、毎年春に「世界禁煙デー秋田フォーラム」を実施していますが、今回初めて秋にも実施することとしました。
今回、受動喫煙と健康に関する正しい知識をみんなで共有するために、秋田県、秋田県医師会、協会けんぽ、秋田・たばこ問題を考える会の四者が共同で開催しました。


「タバコのとりびあクイズ」では、出題者の鈴木裕之先生(秋田県医師会)と解説者の望月友美子先生(国立がん研究センター)が掛け合いをしながら、専門的な内容を楽しく教えてくれました。

下の写真の大きなスクリーンには問題が表示されています。
「たばこが原因となるがんの割合は全体のがんの何%でしょう?*」
A 15%、  B 30%、  C 45%


参加者の回答(左スクリーン)は A:3人、B:26人、C:60人でした。
近日中に全ての設問と回答・解説を秋田県庁のウェブページに掲載します。
今回、89名の回答者のうち、全問正解できた人は2名でした。

 今回のフォーラムの副題は「事業所等の受動喫煙対策」です。
私は受講者に「自分の職場で、タバコのとりびあクイズを実施しましょう」と呼びかけました。

みなさん、全問正解、目指してください!

以上、もえぞうの報告でした。

*設問出典:http://bit.ly/oqgxEb

あきたがんささえ愛パネル展

現在、フォンテAKITAにおいて「あきたがんささえ愛パネル展」が開催中です。このパネル展は、がんサロンの普及活動やがん予防と早期発見に向けた啓発活動などを行っている「秋田県がん患者団体連絡協議会きぼうの虹」主催によるものです。
 

胃がんや大腸がんなどの検査方法や治療などの情報のほか、「がんなんでもクイズ」もあります。
パネル展を見てクイズに挑戦してみてはいかがでしょうか。


入場は無料です。ぜひ足を運んでみてください。

あきたがんささえ愛パネル展
~がんのこと もっと知りましょう~
期間:10月12日(水)まで
場所:秋田駅前 フォンテAKITA
          7階 まちの駅あきた
時間:10:00~19:00


以上くうの報告でした。