がん対策室

秋田県 健康福祉部 健康推進課 がん対策室

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2012年3月6日火曜日

たばこ・アルコール対策担当者会議

2月29日厚生労働省の主催するたばこ・アルコール対策担当者会議(東京都内)に出席しました。
冒頭、厚生労働省生活習慣病対策室 室長補佐の三田さんが医学雑誌の言葉を引用し、
「日本はたばこ対策をしっかりやらなければ、長寿を維持できないだろう」
と発表しました。
下のグラフから、次のことがわかります。
1)非感染症疾患の一番の危険因子は喫煙
2)喫煙で一番死亡数の多い疾患は、がん(=悪性新生物)

国立がん研究センターの望月先生の講演の中で、公共の場所・職場にタバコ規制をかけたときの日本全体の医療費、喫煙休憩時間、火災などの経済的影響の試算結果が印象に残りました。

建物を
禁煙にした場合、投資が少なく医療費削減効果が高いので4兆円のプラス
分煙にした場合、設備投資が大きい割に医療費削減効果が少ないので1兆円のマイナス
になるのだそうです。

そしてもうひとつのテーマ、アルコールについて、
お酒はほどほどにすることが大切
と再確認しました。
(以上、もえぞうでした。)