8月27日(土)、秋田市文化会館で開催された「がん 愛のフォーラム IN 秋田」に参加しました。
このフォーラムは「がん検診をすすめる会」という団体の主催で、今回で第3回目の開催になります。
日本医療政策機構理事の埴岡健一さんは、全国と秋田県のがん対策の体制のデータを示し、秋田県の良くできているところ、遅れているところを示しました。
埴岡さんは講演の中で「がん患者などの関係者は、行政や病院、議会の発信する情報をできる限り読む必要がある。読み込んだうえで、その内容について、7つほめて、3つ厳しい意見を言うことが、市民の力で体制整備を進めるコツ」と参加者に呼びかけていたのが印象的でした。
藤田保健衛生大学教授の堤さんは「病理診断」という高度に専門的な話を、素人向けにわかりやすく丁寧に講演していただきました。
患者やその関係者が企画立案したイベントの視点は、行政で見習うところがたくさんあります。
秋田県庁のホームページ「美の国あきたネット」の「秋田県がん対策室」のページには、県主催イベントだけでなく、がん患者団体や病院の実施する一般向け講習会の情報を掲載しています。
▼秋田県がん対策室のホームページ
http://bit.ly/akita-cancer
今後も、ぜひ、たくさんの人にこのようなイベントに参加してほしいと思います。
また、一般参加可能なイベントの情報がありましたら、秋田県庁がん対策室まで情報をお寄せください。
以上、もえぞうの報告でした。