みなさん、「地域がん登録事業」をご存じですか?
秋田県は、地域がん登録事業で、秋田県内で毎年、どの位の人が新たにがんと診断されているのか(罹患数)把握して、対策に役立てようとしています。
この事業は、全国統一的な体制で展開することが望ましいことから、近年、各道府県が標準データベースシステムを導入しはじめました。秋田県も今年度、この標準システムを導入しました。
8月25日~26日に、秋田県総合保健事業団で、この標準システム管理者研修会を行いました。
講師はがん統計センター(広島県)の堂道さん。
秋田県の登録室職員は、堂道さんの指導を受けながら、 新しく導入した標準システムを操作しました。
堂道さんから「秋田県は、しっかりした環境・体制でがん登録事業を実施している」とコメントいただきました。
今、秋田県を含め29道府県で、標準システムが導入されています。
将来、全国で統一的な体制ができると、各県の間での罹患情報の比較が容易になると思います。このシステム導入は、標準化の第一歩です。
更なる体制整備を進めて、対策に結びつけ、成果を住民に還元したいと思いました。
以上、もえぞうの報告でした。