平成24年2月15日(水)~16日(木)に国立がん研究センターで開催された「第2回地域がん登録事業会議」に出席しました。出席は、45都道府県86名で、秋田県からは3名が出席しました。
2月15日には、栃木県立がんセンターの大木いずみ先生から、秋田県の取り組みを紹介していただきました。客観的に自分の県の状況をみる貴重な機会となりました。
全国の会議で、スギッチも紹介されました。
がん情報を収集・解析する地域がん登録事業は、法令上、義務ではありませんが、来年度、すべての都道府県で実施されます(現在45道府県で実施)。
16日には、厚生労働省がん対策推進室 室長補佐の秋月玲子さんから「がん対策推進基本計画の見直しの重点課題として、地域がん登録の法的位置づけ検討に取り組んでいきたい」と発言がありました。
地域の取り組みが国に評価されて、制度になる可能性が生まれたことは関係者にとって感慨深いものです。全国各地域のがん5年生存率算出への大きな一歩だと思いました。
(以上、もえぞうの報告でした。)