8月27日(土)、秋田市文化会館で開催された「がん 愛のフォーラム IN 秋田」に参加しました。
このフォーラムは「がん検診をすすめる会」という団体の主催で、今回で第3回目の開催になります。
日本医療政策機構理事の埴岡健一さんは、全国と秋田県のがん対策の体制のデータを示し、秋田県の良くできているところ、遅れているところを示しました。
埴岡さんは講演の中で「がん患者などの関係者は、行政や病院、議会の発信する情報をできる限り読む必要がある。読み込んだうえで、その内容について、7つほめて、3つ厳しい意見を言うことが、市民の力で体制整備を進めるコツ」と参加者に呼びかけていたのが印象的でした。
藤田保健衛生大学教授の堤さんは「病理診断」という高度に専門的な話を、素人向けにわかりやすく丁寧に講演していただきました。
患者やその関係者が企画立案したイベントの視点は、行政で見習うところがたくさんあります。
秋田県庁のホームページ「美の国あきたネット」の「秋田県がん対策室」のページには、県主催イベントだけでなく、がん患者団体や病院の実施する一般向け講習会の情報を掲載しています。
▼秋田県がん対策室のホームページ
http://bit.ly/akita-cancer
今後も、ぜひ、たくさんの人にこのようなイベントに参加してほしいと思います。
また、一般参加可能なイベントの情報がありましたら、秋田県庁がん対策室まで情報をお寄せください。
以上、もえぞうの報告でした。
2011年8月29日月曜日
2011年8月26日金曜日
地域がん登録標準データベース導入
みなさん、「地域がん登録事業」をご存じですか?
秋田県は、地域がん登録事業で、秋田県内で毎年、どの位の人が新たにがんと診断されているのか(罹患数)把握して、対策に役立てようとしています。
この事業は、全国統一的な体制で展開することが望ましいことから、近年、各道府県が標準データベースシステムを導入しはじめました。秋田県も今年度、この標準システムを導入しました。
8月25日~26日に、秋田県総合保健事業団で、この標準システム管理者研修会を行いました。
講師はがん統計センター(広島県)の堂道さん。
秋田県の登録室職員は、堂道さんの指導を受けながら、 新しく導入した標準システムを操作しました。
堂道さんから「秋田県は、しっかりした環境・体制でがん登録事業を実施している」とコメントいただきました。
今、秋田県を含め29道府県で、標準システムが導入されています。
将来、全国で統一的な体制ができると、各県の間での罹患情報の比較が容易になると思います。このシステム導入は、標準化の第一歩です。
更なる体制整備を進めて、対策に結びつけ、成果を住民に還元したいと思いました。
以上、もえぞうの報告でした。
秋田県は、地域がん登録事業で、秋田県内で毎年、どの位の人が新たにがんと診断されているのか(罹患数)把握して、対策に役立てようとしています。
この事業は、全国統一的な体制で展開することが望ましいことから、近年、各道府県が標準データベースシステムを導入しはじめました。秋田県も今年度、この標準システムを導入しました。
8月25日~26日に、秋田県総合保健事業団で、この標準システム管理者研修会を行いました。
講師はがん統計センター(広島県)の堂道さん。
秋田県の登録室職員は、堂道さんの指導を受けながら、 新しく導入した標準システムを操作しました。
堂道さんから「秋田県は、しっかりした環境・体制でがん登録事業を実施している」とコメントいただきました。
今、秋田県を含め29道府県で、標準システムが導入されています。
将来、全国で統一的な体制ができると、各県の間での罹患情報の比較が容易になると思います。このシステム導入は、標準化の第一歩です。
更なる体制整備を進めて、対策に結びつけ、成果を住民に還元したいと思いました。
以上、もえぞうの報告でした。
2011年8月25日木曜日
ついに来た健康診断の結果
昨日、7月中旬に受けた職場の健康診断の結果が届きました。何気なく目を通すと、「便潜血反応(大腸がん検査)」のところに(+)表示。「消化器の再検査するように」との担当医による記載がありました。
いわゆる「要精検」というやつです。実は、この2日間ばかり胃腸の調子が悪かったのですが、また例年の夏バテだろうと考えていたところにタイミング良く届きました。大変気になります。あまりいい気はしないものです。
ちなみに、本県の平成20年度の陽性反応適中度((がんであった者/要精検受診者)×100)を見てみると、2.8%です。精密検査を受けた人のうち100人に3人弱ががんと診断されることになります。
まあ、確率的には非常に小さい数値です。質の高いがん検診は精検受診率が高い必要があります。意を決して精密検査に行ってこようと思います。
以上、ネコヤンでした。
いわゆる「要精検」というやつです。実は、この2日間ばかり胃腸の調子が悪かったのですが、また例年の夏バテだろうと考えていたところにタイミング良く届きました。大変気になります。あまりいい気はしないものです。
ちなみに、本県の平成20年度の陽性反応適中度((がんであった者/要精検受診者)×100)を見てみると、2.8%です。精密検査を受けた人のうち100人に3人弱ががんと診断されることになります。
まあ、確率的には非常に小さい数値です。質の高いがん検診は精検受診率が高い必要があります。意を決して精密検査に行ってこようと思います。
以上、ネコヤンでした。
~ 健康な ときこそ受けよう がん検診 ~
2011年8月23日火曜日
「がんプロ」公開シンポジウム
平成23年8月20日(土)14:30から、盛岡市のアイーナいわてにおいて、「どうする今後の北東北のがん専門医療人の養成」と題する公開シンポジウムが開催され、出席してきました。
文部科学省の村田医学教育課長の現状報告を皮切りに、8名の講師が様々な切り口で、「北東北における今後の医療人の養成」についての考えを語りました。
また、H19年度にスタートした「がんプロ養成プラン」の取組を通じて、がんに関する専門医やコメディカルの養成が図られてきた(必ずしも計画どおりではないが)ことや、講座や診療部の新設、教育システムの強化、市民公開講座による社会への情報発信などの波及効果があったことが紹介されました。
秋田県がん患者団体連絡協議会代表の工藤さんも参加され、自らの体験をもとに「私が考える良い医療環境」というテーマでお話しされました。
各スピーカーの熱心な語りと活発な質疑応答で、議論は4時間余り続き、終了は午後6時半を回るほどでしたが、「北東北がんプロ」が着実な成果を上げてきたことがわかり、有意義でインパクトのあるシンポでした。
以上、ネコヤンでした。
この公開シンポは、北東北がんプロフェッショナル養成プラン(H19年度~23年度)に取り組む秋田大学、弘前大学、岩手医科大学、岩手県立大学の主催です。
文部科学省の村田医学教育課長の現状報告を皮切りに、8名の講師が様々な切り口で、「北東北における今後の医療人の養成」についての考えを語りました。
また、H19年度にスタートした「がんプロ養成プラン」の取組を通じて、がんに関する専門医やコメディカルの養成が図られてきた(必ずしも計画どおりではないが)ことや、講座や診療部の新設、教育システムの強化、市民公開講座による社会への情報発信などの波及効果があったことが紹介されました。
秋田県がん患者団体連絡協議会代表の工藤さんも参加され、自らの体験をもとに「私が考える良い医療環境」というテーマでお話しされました。
各スピーカーの熱心な語りと活発な質疑応答で、議論は4時間余り続き、終了は午後6時半を回るほどでしたが、「北東北がんプロ」が着実な成果を上げてきたことがわかり、有意義でインパクトのあるシンポでした。
以上、ネコヤンでした。
2011年8月12日金曜日
「検診スギッチ」イラスト新登場!
秋田県の人気マスコット「スギッチ」のイラストに、新しいデザイン「検診を受けるスギッチ」が追加されました!
秋田県職員ブログ:「スギッチ」8つの新バリエーションが仲間入り!
http://akitapref.exblog.jp/16713356/
スギッチも、重要なテーマとして、新デザインで「節電」「エコバッグ持参」そして「検診」を勧めています。
身近な人の健康のために、周りのみんなで声をかけ合って、こぞってがん検診に行きましょう!
以上、もえぞうの報告でした。
秋田県職員ブログ:「スギッチ」8つの新バリエーションが仲間入り!
http://akitapref.exblog.jp/16713356/
スギッチも、重要なテーマとして、新デザインで「節電」「エコバッグ持参」そして「検診」を勧めています。
身近な人の健康のために、周りのみんなで声をかけ合って、こぞってがん検診に行きましょう!
以上、もえぞうの報告でした。
2011年8月11日木曜日
がん検診推進キャラバン その25【羽後町】
がん検診推進キャラバン訪問記=巡回を終えて=
~健康な ときこそ受けよう がん検診!~
7月5日の大潟村を皮切りにスタートしたがん検診推進キャラバンでしたが、8月10日の羽後町訪問で、県内全て25市町村の巡回を無事に終えました。
どこの市町村からも歓迎していただいたとともに、各市町村長さんからは前向きのお話や取組の様子などを伺うことができ、キャラバン隊のメンバーひとり一人が大きな手応えを感じています。
市町村長さんをはじめとする市町村の皆さんやかけつけてくれた様々なご当地キャラクター、訪問させていただいた企業・団体の皆さん、ありがとうございました。また、強行軍のなか行動を共にしてくださったがん患者団体の皆さん、そしてがん検診推進員の皆さん、関係者の皆さん、ご苦労様でした。
県がん対策室では、この後、この熱気の冷めないうちに、「秋田県がん検診推進協議会」に参画する関係機関と連携を図りながら、地域イベント等での「PRキャンペーン」や「がん検診受診推進応援団」づくり、がんやがん検診について考える「タウンミーティング」の開催、がん検診推進員が出前する「おてがるミニがん講座」の実施などに取り組んでまいります。
引き続き、よろしくお願いします。
~がん検診 愛する家族への贈り物!~
以上、ネコヤンでした。
がん検診推進キャラバン訪問記 その24【井川町】
2011年8月8日月曜日
市民パレードで「がん検診」を呼びかけました
8月6日午後6時半、秋田市の竿燈祭り最終日の直前に開催された市民パレードに参加しました。
がん患者団体連絡協議会「きぼうの虹」、がん検診をすすめる会、秋田県総合保健事業団の有志と一緒に、がん対策室のメンバー5人も沿道の観客のみなさんに「必ず受けてね、がん検診!」と呼びかけました。
竿燈最終日は過去二番目に多い39万人もの人出があり、始まる前から沿道の皆さんの熱気を感じました。
できる限り多くの方に伝えたいと思い、力一杯、検診を呼びかけました!
以上、もえぞうの報告でした。
がん患者団体連絡協議会「きぼうの虹」、がん検診をすすめる会、秋田県総合保健事業団の有志と一緒に、がん対策室のメンバー5人も沿道の観客のみなさんに「必ず受けてね、がん検診!」と呼びかけました。
竿燈最終日は過去二番目に多い39万人もの人出があり、始まる前から沿道の皆さんの熱気を感じました。
できる限り多くの方に伝えたいと思い、力一杯、検診を呼びかけました!
以上、もえぞうの報告でした。
2011年8月5日金曜日
がん検診推進キャラバン訪問記 その22 【湯沢市】
がん検診推進キャラバン訪問記 その23【八峰町】
8月4日(木)11時、がん検診推進キャラバン隊は【八峰町】を訪問しました。
その後、キャラバン隊は「株式会社 秋田アルス」「株式会社 鈴木水産」を訪問し
啓発グッズの贈呈を行いました。
加藤町長へ、がん検診啓発グッズ(目録)を贈呈 |
加藤町長さん、八峰町役場のみなさん、ありがとうございました! 訪問の様子は八峰町HPにもアップされました!【八峰町HP】 |
その後、キャラバン隊は「株式会社 秋田アルス」「株式会社 鈴木水産」を訪問し
啓発グッズの贈呈を行いました。
秋田アルス、鈴木水産のみなさん、ありがとうございました!
健康な ときこそ受けよう がん検診
以上ナポリンからの報告でした。
がん検診推進キャラバン訪問記 その21【男鹿市】
がん検診推進キャラバン訪問記 その20【三種町】
2011年8月3日水曜日
がん検診推進キャラバン訪問記 その19【にかほ市】
2011年8月1日月曜日
地域がん登録事業に関する会議
7月29日、国立がん研究センター(東京)で開催された「地域がん登録事業に関する会議」に、秋田県総合保健事業団の疾病登録室の職員と一緒に出席しました。
冒頭のあいさつで、国立がん研究センターの祖父江がん統計研究部長が「現在、40県が地域がん登録事業を実施している。今日は未実施の県も含めて47都道府県から出席いただいている。」と紹介しました。
秋田県は平成18年度から地域がん登録事業を実施しています。
精度の高い地域がん登録を行うには課題が多くありますが、他県もほぼ同じ状況であることがわかりました。
そして、関係者と十分に情報交換する必要性を感じました。
以上、もえぞうの報告でした。
冒頭のあいさつで、国立がん研究センターの祖父江がん統計研究部長が「現在、40県が地域がん登録事業を実施している。今日は未実施の県も含めて47都道府県から出席いただいている。」と紹介しました。
秋田県は平成18年度から地域がん登録事業を実施しています。
精度の高い地域がん登録を行うには課題が多くありますが、他県もほぼ同じ状況であることがわかりました。
そして、関係者と十分に情報交換する必要性を感じました。
以上、もえぞうの報告でした。
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