秋田駅前アゴラ広場で、乳がん検診を呼びかける街頭キャンペーンを行いました。
この活動は全国組織の「あけぼの会」が各地で開催した
「母の日キャンペーン」の一環として行われたものです。
街頭キャンペーンでは、あけぼの会会員、県放射線技師会会員の方や、
秋田赤十字病院、中通総合病院の看護師さん、秋田県総合保健事業団の職員の方など
70人が乳がん検診の普及・啓発のためのビラやポケットティッシュ等を配布しました。
私たち、がん対策室職員もお手伝いさせていただきました。
日曜日ということもあり、家族連れで駅前を訪れる女性も多く、
乳がん検診の対象となる年齢層の方々にビラ等を配布できました。
もちろん検診対象の方だけでなく、
まだ対象年齢に達していない方にもビラをお渡しし、幅広い年齢層の方への啓発を心がけました。
また、街頭キャンペーンに伴い、検診車がアゴラ広場に来て、
秋田赤十字病院と中通病院の医師の協力により
マンモグラフィー検診が無料で行われ、受診希望者が列を作りました。
マンモグラフィー検診車 |
全国的にがん検診受診率はまだまだ低い状況にありますが、
乳がん検診も例外ではありません。
秋田県における乳がん検診受診率は20.4%(平成21年度)と
他の部位のがん検診に比べても低い状況にあります。
各市町村で行われている乳がん検診は
40歳以上の方であればどなたでも、2年に1度受けることができます。
公的な補助が受けられるため、低額で受診することができます。
他にも、職場の検診や人間ドック等で受診する方法があります。
乳がんだけでなく、がんは早期発見・早期治療によって、
治療期間や、医療費の負担が少なくなります。
がん対策室でも、がん検診受診率向上に向けて
さらに努力を重ねていきます。
以上、ナポリンからの報告でした。