がん対策室

秋田県 健康福祉部 健康推進課 がん対策室

TEL:018-860-1428 FAX:018-860-3821

E-mail:gantaisaku@pref.akita.lg.jp







2011年11月28日月曜日

タバコのとりびあクイズ、実践

11月22日(火)秋田ビューホテル(秋田市)で開催した「秋田地区年金委員・健康保険委員研修会」において事業所の健康保険委員の方々約100名に「タバコのとりびあクイズ」が実施されました。

研修会の中で、協会けんぽ秋田支部長の畠山憲一さんは
「秋田県の医療費のうち1割、50億円がたばこに関係している。来年度は受動喫煙対策を展開したい。」
と話しました。
協会けんぽの間杉円さんは
「秋田県の入院医療費のうち4割はがん、ながでも胃がん・肺がんの医療費が高い」
と紹介しました。
研究でも、喫煙により男性の胃がんリスクは1.5倍、肺がんリスクは4.8倍になると報告されています。
▼日本における喫煙とがん死亡についての相対リスクと人口寄与危険割合
http://ganjoho.jp/public/pre_scr/cause/smoking.html#hyo2

協会けんぽの二田幸子さん講師のとりびあクイズは、フォーラムのときとはまた別の印象があり、いずれも面白く、ためになりました協会けんぽ秋田支部では県内3地区でこのように事業所の方を対象に「とりびあクイズ」を展開します。

タバコのとりびあクイズは県庁のホームページで公開しています。

リンクはこちら↓

楽しい内容ですが、難問ぞろいです。ぜひ、みなさんもチャレンジしてみてください。
また、講師のリクエストがあれば、県庁に連絡ください。
秋田県庁がん対策室 メール:gantaisaku@pref.akita.lg.jp 電話018-860-1428

以上、もえぞうの報告でした。

2011年11月27日日曜日

がん予防教育

11月19日(土)15:00から17:00までジョイナス(秋田市)で「禁煙指導講習会」が開催されました。

テーマは「禁煙外来の現状と子どもの防煙対策」。
医療機関や行政から医師、薬剤師、保健師、栄養士が参加しました。

大館市立総合病院の高橋義博先生は講演で、大館市の小学校で行っている防煙教育の留意点を紹介しました。

・喫煙者を悪者扱いしないこと(保護者世代はたばこと健康の教育を受けていない)
・解剖した肺の画像をみせなくても綿を使ったモデル肺で悪影響を伝えられそうなこと
・小学5年生時に学外講師の講話機会があるので、集中的対象層となりうること
などのポイントを説明しました。

秋田県内の医療者は既に児童・生徒への防煙教育を実施しています。
そのノウハウを共有しながらがん予防教育を県下に広く展開したいと思いました。

以上、もえぞうの報告でした。

2011年11月25日金曜日

「コープあきた」さんから情報提供がありました!

「生活協同組合コープあきた」の企業連携の担当者の方から、写真付きのメールが届きました。
 「コープあきた」さんは、県と一緒になってがん検診の受診率を向上させようと県と協定を締結して活動している12企業のうちの一つです。

ご覧のとおり、店舗(土崎店と茨島店)にポスターの掲示や啓発用の「ミニのぼり」やリーフレットを配置して、来店される方々に、がん検診の受診勧奨を行っています。

【土崎店】では、お店の「顔」である案内書カウンターに「ミニのぼり」を設置しました。

また、全部のレジに「ミニのぼり」を置いて、検診を呼びかけています。

こちらは、【茨島店】の様子です。スタンドにリーフレットを配置しました。

店内入口掲示板には、検診を呼びかけるポスターを掲示しました。

「コープあきた」さん、情報提供ありがとうございました。
協定締結企業の皆さんや、様々な方々と連携・協力しながら、がん検診に足を向ける気運を高めてまいります。 
以上、ネコヤンの報告でした。

2011年11月24日木曜日

秋田県がん対策推進委員会の開催について

平成23年11月15日(火)の18時から20時まで、県庁において「平成23年度 第1回 秋田県がん対策推進委員会」が開催されました。この委員会は、本県のがん対策の指針となる「秋田県がん対策推進計画」に関して検討するもので、大きな役割を担っていただいております。
委員は、医療関係者、患者団体、市町村、関係団体の代表者など、15名となっています。

はじめに当室長から、今年度の県のがん対策の進捗状況について説明し、目標の達成状況等について、いろいろな立場からのご意見をいただきました。更に、平成25年度からスタートする、新たな「秋田県がん対策推進計画」の策定に向けてのスケジュール確認等が行われました。
委員の皆さんには、遅い時間帯にもかかわらず、熱心なご討議をいただき、ありがとうございました。



以上、タブの報告でした。

2011年11月18日金曜日

たばこと健康に関する事業の推進

11月17日(木)19:00から20:30まで外旭川病院(秋田市)会議室での「秋田・たばこ問題を考える会11月例会」にて、同会の今後の事業展開が協議されました。

代表の三浦進一さんは
「過半数の妊婦が禁煙するけれど、その多くが再喫煙する」
「妊婦の喫煙により低体重出生児は2~4倍になる」
などのレポートを紹介し、今後、妊産婦の再喫煙予防に力を入れたいとプレゼンしました。

事務局長の鈴木裕之さんは、活動を振り返った後「今後、他の組織団体と連携・協調しながらフォーラムなどの活動を展開したい」とプレゼンしました。

みなさんに、たばこと健康の関係について、知ってもらいたいと思います。

明日11月19日には、秋田市で禁煙指導講習会が開催されます。
入場無料、事前申込不要です。みなさん、ぜひ、参加ください。

▼11月19日:禁煙指導講習会「禁煙外来の現状と子どもの防煙対策」
日時:平成23年11月19日(土)15:00~17:00
会場:秋田県生涯学習センター分館ジョイナス (秋田市)
講師:○子どもの防煙対策
     大館市立総合病院 高橋義博
    ○秋田市医師会の禁煙成功率の集計
     御所野ひかりクリニック 勝田光明

以上、もえぞうの報告でした。

子宮がん部会

11月14日(月)18時から、ルポールみずほにて
平成23年度秋田県健康づくり審議会 成人保健分科会 子宮がん部会
が開催されました。



子宮がんやがん検診の専門家が集まり、
子宮がん検診の実施要領についてやデータ管理の方法など
検診をより良いものにしていくための協議が行われました。

今回の子宮がん部会の次第や協議事項などの詳細は
準備が整い次第、県HPに掲載します。


以上、ナポリンからの報告でした。

2011年11月17日木曜日

がん臨床研究推進事業研修会

11月11日(金)13時から東京都で、
がん臨床研究推進事業研修会が行われました。
全国から相談支援センターの職員や行政担当者など
約60人が集まりました
テーマは
患者必携「地域の療養情報」の提供に向けて
地域における情報発信とがん患者支援。 


栃木県、広島県、沖縄県の担当者から
患者さんへの情報発信に関する取り組みが報告されたあと、

地域における情報づくりについてのグループディスカッションが行われました。



インターネット環境のない方にも十分な情報が行き届くよう、
情報を一元化した冊子を患者さんに無料配布するなど、
さまざまな取り組みに触れることができた研修会となりました。

これから情報を発信していく際の工夫につなげていきたいと思います。


以上、ナポリンからの報告でした。

2011年11月14日月曜日

「誇り高く美しく 秋田大会 2011」について

乳がん患者団体 あけぼの秋田が主催する「誇り高く美しく 秋田大会  2011」が、平成23年10月30日(日)に秋田県総合保健センターで開催され、乳房触診モデルによる自己検診体験や、補正下着の相談、バザーなどが行われました。
午後1時からは、中通総合病院 乳腺内分泌外科 清澤美乃先生に「乳がんの痛みを和らげる治療法、薬について」のタイトルで講演を行っていただきました。
講演後の質疑応答においては、自らの体験を語りつつ、切実な質問をされる方が多く、清澤先生からは一つ一つ丁寧なお答えをいただくことができ、有意義な講演となりました。

以上、タブの報告でした。

2011年11月4日金曜日

がん検診推進タウンミーティング in おおだて

11月2日(水)9:20から12:00の日程で、大館市の秋田看護福祉大学において、「がん検診推進タウンミーティング」を開催しました。県と秋田看護福祉大学の共催、大館市、大館市立総合病院、大館地区患者友の会「虹の会」の後援によるものです。

県がん対策室から秋田県のがんの現状について情報提供した後、「がん経験者からのメッセージ」というテーマで認定NPO法人 女性特有のガンサポートグループ オレンジティ の河村裕美理事長から講演していただきました。


河村さんは子宮頸がんによる子宮摘出という経験を通して初めてわかった日常生活の困難や性の問題などについて率直に語ってくださり、講堂に詰めかけた看護学生や市民など約150人の聴衆の皆さんは、他では聞けない本音の話に釘付けとなった45分間でした。



講演の後は、グループ討議を経て、会場と河村さんを含む5人のアドバイザーと活発な意見交換が行われました。アドバイザーの土門さん(大館地区患者友の会代表)からは「がん患者は常に死への恐怖を抱えていることを知ってほしい」といった訴えかけや、河村さんからは、「はずかしがらず、ちゃんと検診を受けて」といったアドバイスがありました。



意見交換のテーマは、「がん対策~はじめよう!自分たちにできること~」でしたが、終了後のアンケートには、多くの方が、「しっかりとがん検診を受けたい」と書いてくれました。

秋田看護福祉大学、大館市健康推進課、大館市立総合病院、虹の会など関係者の皆さん、参加した学生、市民のみなさん、それにオレンジティの河村さん、ありがとうございました。

以上、イタ~リアンからの報告でした。

2011年11月3日木曜日

市民公開講座「C型肝炎は治せる時代へ!」

10月30日(日)13:30~15:30の日程で、市民公開講座「C型肝炎は治せる時代へ!」が、秋田市民交流プラザ「アルヴェ」で開催されました。ウイルス肝炎研究財団、秋田魁新報社の主催、日本肝臓学会、秋田県などの後援によるものです。


市立秋田総合病院の小松院長、秋田大学附属病院の後藤先生による講演のほか、県がん対策室からは県の肝炎対策を紹介させていただき、肝炎ウイルス検査の実施を呼びかけました。


パネルディスカッションでは7名の先生が市民からの質問に丁寧な解説をされました。今回は特に新薬「プロテアーゼ阻害剤」への注目度が高く、効果や副作用などの質問も寄せられました。従来の治療と比較し、新薬を使用することにより治療効果は上がります。しかし副作用も発疹など強く出る場合があるようで、治療には専門医の他、皮膚科の先生との連携も必要とのことでした。


「C型肝炎の治療は日進月歩で進歩しています。患者の皆さんは希望を持って前に進みましょう」 という先生方の言葉が強く心に残りました。今後も患者さんがよりよい環境で肝炎治療に向かえるような体制整備に努めていきたいと思います。

以上、くうからの報告でした。