「がんになってあきらめていたことはありませんか? 今回はサバイバーの皆さんと登山をしようということで駒ヶ岳登山を計画いたしました。登山はちょっと無理かなと言う方でも、山の空気と新緑や温泉を楽しんでみませんか?」(「登山のお誘い」より抜粋)
・・・・・・ということで「第2回 あきた がんささえ愛の日」2日目の6月19日(日)、秋田駒ヶ岳登山のお手伝いに参加させていただきました。
この企画は、「あきた がんささえ愛の日」実行委員会で提案されたのですが、その後に大震災が起きて中止に・・・・・という話も出ました。しかし、「怯まないで挑戦してみよう!」、「秋田から勇気や元気を発信しよう!」 ということで決行となった経緯があります。
天候に恵まれ、絶好の登山日和。がんサバイバーの方、医師、看護師、学生、山岳連盟、ボラティアなど約30名が登山しました。実行委員長の堀井副知事も忙しい公務の間を縫って参加されました。
今年のささえ愛の日のサブテーマは
~がんになってもあきらめない~ です。
本当に、そのことが現実となった一日だったと思います。
参加団体のひとつ「あけびの会」のFさんから届いたメールを引用してその思いを掲載させていただきます。
「(患者会の)参加者26名の中から11名が登山しました。とりわけ2名は抗がん剤治療中でした。それでも山に登ろうとする意気込みが私たちに深い感動を与えてくださいました。・・・・・サバイバー登山いいですね。医療者、そして治療を受ける者、一体となり頂上を目指す。さわやかなマイナスイオン、まばゆいばかりの新緑と色合いのいい小さい花、生きている喜び、達成感を存分味わう事ができました。お鍋隊も美味しい、上手でした。」
昼食をとった「阿弥陀が池」で振る舞われた、若手先発隊手作りの「とん汁」は、本当にうまかった。参加された皆さん、本当にごくろう様でした。
以上、ネコヤンからの報告でした。